やまなしSDGs登録制度

「県内企業等のSDGs達成に向けた取り組みを促進することにより、企業等の価値の向上を図るとともに、企業等と協働した地域課題の解決を図る体制を築くことを通じて地方創生の取り組みを推進し、持続可能な山梨県を実現することを目的とする。」

引用文になりますが、当施設が認可を受けた制度の概要になります。

国連が定めたSDGsの達成期限は2030年。

あと8年と聞くと時間はあるように感じますが、成そうとしていることに対しては余りにも少ない時間です。

「山梨県を認知してもらって観光誘致をしたい」という人間は大勢います。観光業界に勤めていれば尚更です。

誘致はいいのですが、実際に住んでいる人間は郷土愛を持っているでしょうか。他県と比べて何が優れているのか県外者に対して納得させられるでしょうか。そして誘致に必要な観光資源を守ろうとしているでしょうか。

それは一部の人間だけが全うするものではなく、県民全体の問題と捉えねばなりません。ちなみに、偉そうに書いていますが私自身にも言い聞かせています。

SDGsを盾に、全てをあやふやなまま進めたところで山梨県のPRになるわけがありません。県外者に対して、地元民の郷土愛が伝わらないからです。地元の人間が郷土保全に努めていれば、自ずと県外からも興味を持っていただけると信じ、本制度に参画させていただきました。

同じ時期に登録された他企業様については、得意とする分野は違えど目指す場所は限りなく近いと考えておりますので、協働の可能性を模索していく所存です。

県の支援も活用しつつ、引き続き活動を継続していきます。

富士研修所 五味